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    <平成17年賀詞交換会を開催>
メーカー、ユーザー双方の状況の調整に努め貴重な材料を有効かつ適切に活用し、需要に応えていくことが責務
 
   

 全特協では1月27日(木)、東京・グランドヒル市ヶ谷で、約450名の参加を得て、平成17年の賀詞交換会を開催しました。

冒頭、三上聡彦会長は「昨年の特殊鋼業界は、国内はもとより中国を始めとする世界的な需要に支えられ、特殊鋼熱間圧延鋼材生産高は2000万トンに迫る勢いでした。また、流通業界においても収益構造の改革から業績回復をみるに至り“特殊鋼復権”を感じさせる年でした。本年も、引き続き堅調な需要が見込まれていますが、諸原料の高騰から来る値上げやエキストラ体系の改定、商材の確保に苦慮する可能性など、予断を許さないのも事実です。流通業界としても、メーカー、ユーザー双方の状況を的確にとらえ調整していく機能がますます重要となる年です」と挨拶しました。

また、4月1日の「はがねの日」の記念事業に向けた全協のロゴ入りTシャツも披露され、これは、会員各社からデザイン案を募り、100点の応募のなかから選ばれた田島スチールの中道真一氏(大阪支部)のデザインによるものです。

引き続き、ご来賓を代表して糟谷敏秀経済産業省鉄鋼課長からご祝辞を頂戴し、近藤俊雄特殊鋼倶楽部副会長のご発声で乾杯、新年の門出にふさわしい、盛大な雰囲気のなかでの賀詞交換会となりました。